高い妊娠確率が大きなメリット

卵子提供の出生率は50%くらい

卵子提供とは第三者の女性から卵子を採取して夫の精子と体外受精をし、そこでできた受精卵を妻の子宮へ移植する不妊治療のことです。卵子は、若くて健康な女性から提供されます。体外受精に用いられる精子は夫のものですが、卵子は第三者のものであるため妻の遺伝子は子どもに受け継がれません。
アメリカのデータによると、妻が45歳以上の場合の卵子提供による出生率は50%前後となっています。このパーセンテージは、一般的な体外受精などをはじめとする他の不妊治療と比べると突出した成功率となります。第三者からの卵子提供を希望する日本人女性の多くは長期間不妊治療を続けてきた40代半ばから50代の人であり、高い成功率に期待を持っているようです。

卵子提供を受けるために海外へ渡航する人が増えている

海外では卵子提供に関する法整備が進んでいるため、海外で卵子提供を受ける日本人夫婦が増えています。渡航先として多い国は、アメリカや台湾やタイなどです。国によって必要な費用に違いがあるので、近年では台湾に渡航する人が多いです。
日本国内に卵子提供による不妊治療を支援する仲介業者がいるため、この業者がドナーの選定や医師の紹介などを行ってくれます。移植に向けた流れとしては、まずは夫婦で海外に渡航して検査を受け夫の精子を採取します。そしてドナーから卵子を採卵し、夫の精子と体外受精をします。受精卵ができたら妻だけで再び渡航し、子宮に受精卵を移植して帰国します。その後、日本国内で検査を受けて妊娠が判定されます。